満足いくリフォームをするポイントは?
現在の住まいへの不満や要望を書いてチェックシートをつくることをおすすめします。
漠然としたものが整理されて、リフォームする箇所の優先順位や配分も決めやすくなります。
住宅設備機器などの取替の場合は、ショールームに行って実際の使い勝手や、寸法をチェックするのも失敗しない為のポイントです。
古い木造住宅、建て替えとリフォームではどちらがいい?
全面改修で新築より高額になる場合や、老朽化が進み、地盤や土台、柱に問題がある場合などは、建て替えをおすすめします。
予算に限りがある場合や、急を要する場合はリフォームをおすすめします。
また、建物が敷地いっぱいに建っている場合など、建築基準法が建築当時と異なっていると、規制を受けて建て替えると今より小さい家屋になるときもリフォームをおすすめします。
増築で家を広くしたいのですが、どこまでできますか?
増築する部屋の使用目的はもちろん、外観もよく考慮することが必要です。一階部分に既存の屋根の下に差しかけての増築が費用的には安くすみますが、天井が低くなったり、見かけも良くありません。また、建築基準法で規制を受けたり、確認申請が必要な場合もありますので地域の情報を事前に確認しておくと良いでしょう。
住宅のリフォームで間取りの変更は自由にできますか?
家屋の構造によってはできないリフォームがあります。
・在来工法(最も多い一般的な木造住宅)
木造住宅の中では、法的な規制を守ればかなり自由にプランできます。ただし、一部屋を大きくする、大きな開口部を設けるときは、補強なども必要になる場合があります。
・2×4工法(輸入住宅、メーカー系住宅)
壁で建物を支える構造のため、間取り変更は制約が多く、壁を壊して部屋を広げるなどの増改築には制限があります。
・プレハブ工法(メーカー系住宅など)
メーカーにより材質や工法は様々ですが、壁パネルを合わせた工法のため、開口部を設けたり壁を取り除いたりするには制限があります。
・鉄骨造
在来工法でいう筋かいと同じようなブレースが壁面に入っているため、壁を取り除いたりするには制限があります。
・鉄筋コンクリート住宅
柱と梁以外は自由に間取り変更が可能です。ただし、面積が広い住宅で補強のコンクリート壁が設けられている場合は、その壁は壊せません。
目安として、築後何年くらいでリフォームや機器の取替は必要ですか?
内装、外部、住宅設備機器等また、使用材料によっても異なります。
・キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの住宅設備機器
15年~20年ごと。
給排水管、ガス管などもチェックしてあわせて取り替えられるといいでしょう。
・塗壁、ビニールクロス貼替、カーペット、フローリングの貼替
10年~15年ごと。
・外壁の塗替え(吹付けタイル工法)
約10年ごと。
現在は、高耐久性の塗料や上から重ね貼りできるサイディング等、種類も豊富です。
*屋根の塗替え(葺き替え)
10年~15年ごと。※材料により異なります。
屋根の場合は、割れの補修や樋の取り替えなども必要です。また、重ね葺きできる
高耐久の金属屋根材などもおすすめします。
システムキッチンの値段と種類、選ぶ時のポイントは?
システムキッチンはI型・L型の2種類で価格的にも手頃な簡易型と自由にレイアウトできるが高価な部材型(オーダーメイド)があります。一般的には簡易型がほとんどです。
ワークトップの素材、扉材の種類によって価格に大きな差がでてきます。
また最近は、機器類もバリエーションが豊富です。
今のキッチンの不満を解消してくれる機能をプラスすると良いでしょう。
費用としては既存キッチンの解体費用、取付費、ガス・水道・電気工事費等がかかります。